マイセン／シノワズリ 柿右衛門 サーヴィス「東洋の花／昆虫と蝶」６名様用 21点

※トリオ１セットから承ります。
※１枚目の画像にある大皿２枚は含まれません。





ものの本によりますと、1602年のオランダ東インド会社創立以降、膨大な数の東洋磁器がヨーロッパに持ち込まれたと書かれています。
「東インド会社」というのは日本・中国・朝鮮などの極東地域が当時のヨーロッパでは「東インド」と呼ばれていたことに起因します。
ついでに申しますと、ヨーロッパで見る世界地図ではロンドンがセンターで日本は一番右端にあります。つまり極東です。

こうして東洋磁器は王侯貴族の垂涎の的となり、その収集は過熱することとなります。
マイセンでは主に柿右衛門様式、金襴手、染付などの東洋の絵付けが採り入れられました。
1740年頃にはマイセンに於ける中国趣味は消えますが、インド風装飾は生き続けました。



マイセン シノワズリ の６名様用セットを出品致しました。全て一級品です。

こちらの作品も、東洋のモチーフをマイセンの解釈で描いています。

赤紫系の色彩で花と蝶や昆虫が描かれていますが、部分部分で赤味を強く効かせたり、紫の濃淡で緩急を付けることにより、絵に奥行きと広がりが生まれました。



本来ティーカップにはティーポットが合わせられますが、こちらのセットにはコーヒー用が付きます。御理解頂けますと幸いです。

ポットの蓋摘みには小さな平たい欠け、シュガーポットの蓋摘みにも極少のチップがあります。
ポットとシュガーポットのつまみの欠けを除いては、どの品もスレ傷のみで金彩や金縁に薄れはなく、ほぼ未使用に近い美品です。


※おおよその計測値です。
（ポット）×１点
横幅 15.5 cm 高さ 25.5 cm　
（シュガーポット）×１点
直径　9.5 cm 高さ　 9.7 cm
（クリーマー）×１点
横幅　13.5 cm 高さ　12.5 cm　
（カップ）×６客
口径　10.0 cm　高さ　 5.1 cm
（ソーサー）×６枚
直径　15.0 cm
（デザート皿）×６枚
直径　18.0 cm


〜格式を感じさせる色彩と絵柄は

西洋のデセールや和の甘味にも調和し

食卓を上品な豪華さで彩ります〜

ご検討の程、宜しくお願い致します。

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